西川美和監督「すばらしき世界」日本映画批評家大賞にて脚本賞他各賞受賞、「キャラクター」Fukaseさんが新人男優賞受賞!

2022.06.17 受賞

©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会

「第31回日本映画批評家大賞」の授賞式が5月30日に開催され、西川美和監督「すばらしき世界」(AOI Pro.出資・制作)が「脚本賞」を受賞しました。
また、AOI Pro.永井聡監督作「キャラクター」(AOI Pro.制作)にて俳優デビューしたFukaseさんが「新人男優賞」を受賞しました。

日本映画批評家大賞は、日本の映画文化の向上を目的として、現役の映画批評家が選出する賞で、1991年に水野晴郎さんが発起人となり、淀川長治さん、小森和子さんら第一線で活躍していた映画批評家たちの提唱により誕生。批評家による批評家だけの目で選んだ他に類を見ない賞です。

また、「すばらしき世界」は本受賞以外にも、「第53回照明技術賞」優秀照明賞の受賞が6月16日の授賞式で発表されたほか、「第28回日本映画テレビ編集協会(JSE)賞」、「日本映画・テレビ録音協会 第19回録音賞」最優秀録音賞、最優秀音響効果賞など、各技術スタッフらが多数の受賞を果たしました。

第53回照明技術賞 授賞式
左から: 宗賢次郎さん、西川美和監督

本作の原案は、直木賞作家・佐木隆三氏の小説「身分帳」。西川監督が初めて実在の人物をモデルとした原案小説をもとに、その舞台を約35年後の現代に置き換え、徹底した取材を通じて脚本・映画化。学生時代から憧れ続けた役所広司さんと初タッグを組み、元殺人犯・三上正夫の"人生再出発"を描いた作品です。
現在、アマゾン Prime Videoなどで配信中で、Blu-ray&DVDでもご覧いただけます。




左: Fukaseさん、右: 菅田将暉さん
©2021映画「キャラクター」製作委員会

「第31回日本映画批評家大賞」で新人男優賞を受賞したSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseさんは、「第46回報知映画賞」新人賞「第45回日本アカデミー賞」新人俳優賞に続く快挙となります。

Fukaseさんは、AOI Pro. CCO 永井聡監督作「キャラクター」(AOI Pro.制作)にて俳優デビュー。主演の菅田将暉さん演じる漫画家・山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角を熱演。全てが謎に包まれる両角を独特の存在感と美しさで演じ話題となりました。
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名称受賞名・部門受賞者
第31回日本映画批評家大賞脚本賞 西川美和「すばらしき世界」
第31回日本映画批評家大賞新人男優賞Fukase「キャラクター」
第53回照明技術賞映画部門 優秀照明賞「すばらしき世界」宗賢次郎
第28回日本映画テレビ編集協会(JSE)賞劇場映画部門 「すばらしき世界」
宮島竜治、菊池智美
日本映画・テレビ録音協会 第19回録音賞映画作品賞部門 最優秀録音賞「すばらしき世界」白取貢
日本映画・テレビ録音協会 第19回録音賞映画作品賞部門 最優秀音響効果賞「すばらしき世界」北田雅也

映画「すばらしき世界」作品概要 / 英題 "Under The Open Sky"

下町の片隅で暮らす短気ですぐカッとなる三上(役所広司)は、強面の見た目に反して、優しくて真っ直ぐすぎて困っている人を放っておけない男。しかし彼は、人生の大半を刑務所で暮らした元殺人犯だった。一度社会のレールを外れるも何とか再生しようと悪戦苦闘する三上に、若手テレビマンの津乃田(仲野太賀)と吉澤(長澤まさみ)がすり寄りネタにしようと目論むが…。三上の過去と今を追ううちに、逆に思いもよらないものを目撃していく――。

公開日2021年2月11日(木・祝)
出演役所広司
仲野太賀、六角精児、北村有起哉、白竜、キムラ緑子
長澤まさみ、安田成美 / 梶芽衣子、橋爪功
脚本・監督西川美和
原案佐木隆三著「身分帳」(講談社文庫刊)
音楽林正樹
配給ワーナー・ブラザース映画
製作©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会
制作プロダクションAOI Pro.
URLオフィシャルサイト
Twitter
当社スタッフ
プロデューサー伊藤太一
プロデューサー池野加奈

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