西川美和監督作「すばらしき世界」、シアトル国際映画祭で観客賞受賞! AOI Pro.出資・制作作品

2021.04.21 受賞

©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会

西川美和監督作「すばらしき世界」(AOI Pro.出資・制作)が、「第47回シアトル国際映画祭」で観客賞を受賞しました。
「第56回シカゴ国際映画祭」観客賞&ベストパフォーマンス賞受賞に続く快挙となります。

シアトル国際映画祭は米国最大規模の映画祭で、今年は4/8~18までオンライン開催。69カ国から出品された長編92本、短編映画126本が上映され、「すばらしき世界」は日本映画では唯一の上映となりました。

観客賞はフィルム、ドキュメンタリー、ショートフィルム、女性監督作の4部門。
「すばらしき世界」は、最も投票数が多かった女性監督作に贈られる賞 "Lena Sharpe Award for Persistence of Vision" を受賞しました。本映画祭の創設者であるLena Sharpe氏の活躍を称えて設けられた賞です。


西川美和監督

本作の原案は、直木賞作家・佐木隆三氏の小説「身分帳」。

西川監督が初めて実在の人物をモデルとした原案小説をもとに、その舞台を約35年後の現代に置き換え、徹底した取材を通じて脚本・映画化。学生時代から憧れ続けた役所広司さんと初タッグを組み、"人生再出発"を描いた作品です。

共演には仲野太賀さん、六角精児さん、北村有起哉さん、白竜さん、キムラ緑子さん、長澤まさみさん、安田成美さん、梶芽衣子さん、橋爪功さんら豪華キャスト陣が集結。

2月11日に日本公開され、全国の劇場で上映中です。

作品概要

映画「すばらしき世界」 / 英題 "Under The Open Sky"

下町の片隅で暮らす短気ですぐカッとなる三上(役所広司)は、強面の見た目に反して、優しくて真っ直ぐすぎて困っている人を放っておけない男。しかし彼は、人生の大半を刑務所で暮らした元殺人犯だった。一度社会のレールを外れるも何とか再生しようと悪戦苦闘する三上に、若手テレビマンの津乃田(仲野太賀)と吉澤(長澤まさみ)がすり寄りネタにしようと目論むが…。三上の過去と今を追ううちに、逆に思いもよらないものを目撃していく――。

公開日2021年2月11日(木・祝)
出演役所広司
仲野太賀、六角精児、北村有起哉、白竜、キムラ緑子
長澤まさみ、安田成美 / 梶芽衣子、橋爪功
脚本・監督西川美和
原案佐木隆三著「身分帳」(講談社文庫刊)
音楽林正樹
配給ワーナー・ブラザース映画
製作©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会
制作プロダクションAOI Pro.
当社スタッフ
プロデューサー伊藤太一
プロデューサー池野加奈
アシスタントプロデューサー大溝恵

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