「すばらしき世界」主演の役所広司さんが「キネマ旬報ベスト・テン」主演男優賞を受賞! AOI Pro.出資・制作作品

2022.02.04 受賞

写真右: 第95回キネマ旬報ベスト・テン表彰式にて (撮影: 椿孝)

西川美和監督作「すばらしき世界」(AOI Pro.出資・制作)で、人生の大半を刑務所で過ごした元殺人犯・三上正夫役を演じた役所広司さんが、「2021年第95回キネマ旬報ベスト・テン」にて主演男優賞を受賞しました。
また、「すばらしき世界」が「日本映画ベスト・テン」の第4位に選出されました。

役所さんは「第56回シカゴ国際映画祭」でもベストパフォーマンス賞(最優秀演技賞)を受賞しており、本作での熱演は世界でも高く評価されています。

キネマ旬報は1919年の創刊以来、現在まで続く世界一の歴史を誇る映画雑誌で、1924年度から開始された「キネマ旬報ベスト・テン」は世界でも非常に長い歴史を持つ映画賞です。
選考者は映画を多く見ている人に限定。選考者数が120名以上と多く、年齢・所属の幅を広げ中立性を重視しているのが特徴です。
各賞の発表と表彰式は、2月2日にライブ配信にて執り行われました。

©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会

「すばらしき世界」の原案は、直木賞作家・佐木隆三氏の小説「身分帳」。
西川監督が初めて実在の人物をモデルとした原案小説をもとに、その舞台を約35年後の現代に置き換え、徹底した取材を通じて脚本・映画化。学生時代から憧れ続けた役所さんと初タッグを組み、"人生再出発"を描いた作品です。
現在、アマゾン Prime Videoなどで配信中で、Blu-ray&DVDでもご覧いただけます。

作品概要

映画「すばらしき世界」 / 英題 "Under The Open Sky"

下町の片隅で暮らす短気ですぐカッとなる三上(役所広司)は、強面の見た目に反して、優しくて真っ直ぐすぎて困っている人を放っておけない男。しかし彼は、人生の大半を刑務所で暮らした元殺人犯だった。一度社会のレールを外れるも何とか再生しようと悪戦苦闘する三上に、若手テレビマンの津乃田(仲野太賀)と吉澤(長澤まさみ)がすり寄りネタにしようと目論むが…。三上の過去と今を追ううちに、逆に思いもよらないものを目撃していく――。

公開日2021年2月11日(木・祝)
出演役所広司
仲野太賀、六角精児、北村有起哉、白竜、キムラ緑子
長澤まさみ、安田成美 / 梶芽衣子、橋爪功
脚本・監督西川美和
原案佐木隆三著「身分帳」(講談社文庫刊)
音楽林正樹
配給ワーナー・ブラザース映画
製作©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会
制作プロダクションAOI Pro.
当社スタッフ
プロデューサー伊藤太一
プロデューサー池野加奈

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