「すばらしき世界」主演の役所広司さんが「TAMA映画賞」最優秀男優賞を受賞! AOI Pro.出資・制作作品

2021.10.07 受賞

©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会

西川美和監督作「すばらしき世界」(AOI Pro.出資・制作)で、人生の大半を刑務所で過ごした元殺人犯・三上正夫役を演じた役所広司さんが、「第13回TAMA映画賞」にて最優秀男優賞を受賞しました。

役所さんは「第56回シカゴ国際映画祭」でもベストパフォーマンス賞(最優秀演技賞)を受賞しており、本作での熱演は世界でも高く評価されています。

2009年にスタートしたTAMA映画賞は、前年10月から当年9月に一般劇場で公開される作品及び監督・キャスト・スタッフを対象に、市民ボランティアの実行委員によって選考されており、国内映画賞のトップバッターとして注目されています。
役所さんは、11月21日(日)に府中の森芸術劇場 どりーむホールで行われる授賞式に登壇予定です。

「すばらしき世界」の原案は、直木賞作家・佐木隆三氏の小説「身分帳」。
西川監督が初めて実在の人物をモデルとした原案小説をもとに、その舞台を約35年後の現代に置き換え、徹底した取材を通じて脚本・映画化。
学生時代から憧れ続けた役所さんと初タッグを組み、"人生再出発"を描いた作品です。

受賞理由
『すばらしき世界』において、報われない一人の男の美しさ、暗さと人生のさまざまな深遠を憎めない愛らしい一面をも覗かせることで、観る者に胸を締め付けられるような切なさ、虚しさの思いを掻き立たせ、[純真]という秋桜の花言葉の意味を気づかせてくれた。

作品概要

映画「すばらしき世界」 / 英題 "Under The Open Sky"

下町の片隅で暮らす短気ですぐカッとなる三上(役所広司)は、強面の見た目に反して、優しくて真っ直ぐすぎて困っている人を放っておけない男。しかし彼は、人生の大半を刑務所で暮らした元殺人犯だった。一度社会のレールを外れるも何とか再生しようと悪戦苦闘する三上に、若手テレビマンの津乃田(仲野太賀)と吉澤(長澤まさみ)がすり寄りネタにしようと目論むが…。三上の過去と今を追ううちに、逆に思いもよらないものを目撃していく――。

公開日2021年2月11日(木・祝)
出演役所広司
仲野太賀、六角精児、北村有起哉、白竜、キムラ緑子
長澤まさみ、安田成美 / 梶芽衣子、橋爪功
脚本・監督西川美和
原案佐木隆三著「身分帳」(講談社文庫刊)
音楽林正樹
配給ワーナー・ブラザース映画
製作©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会
制作プロダクションAOI Pro.
当社スタッフ
プロデューサー伊藤太一
プロデューサー池野加奈
アシスタントプロデューサー大溝恵

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