是枝裕和監督「怪物」が「TAMA映画賞」にて最優秀作品賞を受賞! AOI Pro.出資・制作作品

2023.10.05 受賞

柊木陽太(星川依里役)、黒川想矢(麦野湊役)
©2023「怪物」製作委員会

6月2日公開後現在も全国上映中、是枝裕和監督、脚本・坂元裕二さん、音楽・坂本龍一さんによる映画「怪物」(AOI Pro.出資・制作)が、「第15回TAMA映画賞」で最優秀作品賞を受賞しました。

2009年にスタートしたTAMA映画賞は、前年10月から当年9月に一般劇場で公開される作品及び監督・キャスト・スタッフを対象に、市民ボランティアの実行委員によって選考されており、国内映画賞のトップバッターとして注目されています。

授賞式は11月25日(土)に東京・パルテノン多摩大ホールで開催、是枝裕和監督の登壇を予定しています。

受賞理由
声に出すことのできない思いを抱えて苦しむこどもたちがその悩みから解放された光溢れる世界を映し出すことで、誰しもが「怪物」になり得、「怪物」に見立てられてもしまう実社会の生きづらさを如実に描き出した。

©2023「怪物」製作委員会

映画「怪物」の舞台は、大きな湖のある郊外の町。
息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、そして無邪気な子供たち。
それは、よくある子供同士のケンカに見えた。
しかし、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。
そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した――。

出演は、安藤サクラさん、永山瑛太さん、田中裕子さんら変幻自在な演技で観る者を圧倒する実力派と、二人の少年を瑞々しくかつ情感豊かに演じる新星・黒川想矢さんと柊木陽太さんに加え、高畑充希さん、角田晃広さん、中村獅童さんら多彩で豪華なキャスト陣。

「第76回カンヌ国際映画祭」では坂元裕二さんが脚本賞を受賞、また日本初のクィア・パルム賞を受賞。世界3大映画祭のひとつ・カンヌ映画祭で2冠を果たし、世界でも高く評価されています。

麦野湊(黒川想矢)、麦野早織(安藤サクラ)
星川依里(柊木陽太)、麦野湊(黒川想矢)

作品概要

映画「怪物」(英題 "Monster")

大きな湖のある郊外の町。息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、そして無邪気な子供たち。それは、よくある子供同士のケンカに見えた。しかし、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した――。

公開日2023年6月2日(金)
キャスト安藤サクラ、永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太 / 高畑充希、角田晃広、中村獅童 / 田中裕子
監督・編集是枝裕和(『万引き家族』)
脚本坂元裕二(『花束みたいな恋をした』)
音楽坂本龍一(『レヴェナント:蘇えりし者』)
企画・プロデュース川村元気、山田兼司
製作東宝、フジテレビジョン、ギャガ、AOI Pro.、分福
配給東宝、ギャガ
制作プロダクションAOI Pro.
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AOI Pro.スタッフプロデューサー: 伴瀬萌、伊藤太一
アシスタントプロデューサー: 有馬里香

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