是枝裕和監督初の韓国映画「ベイビー・ブローカー」特報映像解禁! 6月24日より日本公開 ギャガ、フジテレビジョン、AOI Pro.提供作品

2022.05.02 事業

ポスタービジュアル © 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED

是枝裕和監督の最新作で初の韓国映画となる「ベイビー・ブローカー」(ギャガ、フジテレビジョン、AOI Pro.提供)の特報映像が解禁され、6月24日(金)より日本で公開されることが発表されました。

本作は、5月17日~28日まで開催される「第75回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門への正式出品が決定しており、是枝監督作品が同部門に選出されるのは、最高賞パルムドールを受賞した「万引き家族」(18 / AOI Pro.出資・制作)から4年ぶりで6回目です(映画祭への出品は8回目)。

「ベイビー・ブローカー」は、"赤ちゃんポスト"に預けられた赤ん坊を巡り出会っていく人々が描かれるヒューマンドラマ。主演は「パラサイト 半地下の家族」主演のソン・ガンホさん。「MASTER/マスター」のカン・ドンウォンさん、「空気人形」でも監督とタッグを組んだペ・ドゥナさん、IUのアーティスト名でも活躍するイ・ジウンさん、「梨泰院クラス」のイ・ジュヨンさんが共演します。

特報映像は、古びたクリーニング店を営みながらも裏で赤ん坊の売買をするベイビー・ブローカーのサンヒョン(ソン・ガンホ)の「まあ 一言でいうなら 善意ってことかな」というセリフでスタート。ある雨の日に赤ちゃんポストから連れ去られた小さな赤ん坊の姿が映し出されます。
まるで家族のように見せかけながら、韓国各地を旅して買い手となる養父母を探すサンヒョンと相棒のドンス(カン・ドンウォン)。ドンスは赤ちゃんポストがある施設で働く児童養護施設出身。
成り行きで2人と共に旅をすることになった赤ん坊の母親ソヨン(イ・ジウン)と、彼らを検挙するため尾行を続ける正義感に溢れた刑事スジン(ぺ・ドゥナ)、後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)の姿も見られます。

赤ちゃんを高く売る、ただそれだけのはずだった…。
しかし、彼らの旅は思いもよらない展開と結末に向かっていく――。
映像冒頭の軽口で発せられたセリフとは打って変わり、「幸せにしてやるからな」という一見優しく聞こえる言葉と、純粋に旅を楽しんでいるようなサンヒョンたちの姿で締めくくられます。
果たして、赤ちゃんポストで出会った彼らの旅の行方には何が待ち受けているのか…?
是枝監督が、韓国の製作・豪華キャスト陣と長年温めてきたオリジナル企画です。ご期待ください。

写真左から: ソン・ガンホ(提供:CJエンターテインメント)、カン・ドンウォン(提供:YGエンターテインメント)、ペ・ドゥナ(提供:ジョルジオ アルマーニ ビューティー)、イ・ジウン 、イ・ジュヨン

作品概要

映画「ベイビー・ブローカー」(原題「Broker」)

古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われるサンヒョン(ソン・ガンホ)と、<赤ちゃんポスト> がある施設で働く児童養護施設出身のドンス(カン・ドンウォン)。ある土砂降りの雨の晩、彼らは若い女ソヨン(イ・ジウン)が <赤ちゃんポスト> に預けた赤ん坊をこっそりと連れ去る。彼らの裏稼業は、ベイビー・ブローカーだ。しかし、翌日思い直して戻ってきたソヨンが、赤ん坊が居ないことに気づき警察に通報しようとしたため、2人は仕方なく白状する。「赤ちゃんを大切に育ててくれる家族を見つけようとした」という言い訳にあきれるソヨンだが、成り行きから彼らと共に養父母探しの旅に出ることに。
一方、彼らを検挙するためずっと尾行していた刑事スジン(ぺ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)は、決定的な証拠をつかもうと、静かに後を追っていくが・・・。
こうして、<赤ちゃんポスト> で出会った彼らの、予期せぬ特別な旅が始まる――。

公開日2022年6月24日(金)
監督・脚本・編集是枝裕和
出演ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ペ・ドゥナ、イ・ジウン、イ・ジュヨン
製作CJ ENM
制作 ZIP CINEMA
制作協力分福
提供ギャガ、フジテレビジョン、AOI Pro.
配給ギャガ
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