10月14日(金)より全国公開となる西川美和監督の最新映画「永い言い訳」(当社出資・制作)が、9月8日(木)に開幕する第41回トロント国際映画祭のスペシャル・プレゼンテーション部門に出品、海外映画祭での初披露となるワールドプレミア上映されることが決定しました。西川監督にとって、同映画祭への出品は「夢売るふたり」(2012年)に続き、2度目となります。
トロント国際映画祭は米アカデミー賞の前しょう戦として知られ、最高賞となる観客賞(Grolsch People's Choice Award)は一般の観客の投票により決定します。過去に同賞を獲得した「ルーム」「それでも夜は明ける」などが、アカデミー賞を受賞しています。

「永い言い訳」は、第153回直木賞候補となった自身の書き下ろし小説を西川監督が自ら映画化した作品。不倫相手との密会中に妻を事故で失った人気作家・津村啓こと衣笠幸夫(きぬがささちお)を、昨年度日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した本木雅弘さん、幸夫の妻・夏子を深津絵里さん、同じ事故で妻を亡くしたトラック運転手を竹原ピストルさんが演じます。
第41回トロント国際映画祭では、カナダ現地時間9月17日(土)と18日(日)に上映される予定です。