本木雅弘さん主演、西川美和監督の最新作「永い言い訳」、2016年秋全国ロードショー! AOI Pro.出資・制作作品

2015.08.18 事業

(左から)「永い言い訳」主演の本木雅弘さん、共演の竹原ピストルさん、深津絵里さん
(左から)「永い言い訳」主演の本木雅弘さん、共演の竹原ピストルさん、深津絵里さん

当社が出資・制作する、西川美和監督の最新映画「永い言い訳」が、2016年秋に全国ロードショーされます。「永い言い訳」は西川監督が自ら執筆し、「第153回直木三十五賞」の候補作に選ばれた同名小説をもとにした作品です。西川監督にとっては「蛇イチゴ」(2003年)、「ゆれる」(2006年)、「ディア・ドクター」(2009年)、「夢売るふたり」(2012年)に続く5作目の長編映画となり、自ら脚本を手掛けました。
長年連れ添った妻をバス事故で失った人気作家・津村啓こと衣笠幸夫と、同じ事故で亡くなった妻の親友の遺族たちの1年間を、四季の移り変わりや子どもたちの成長を交えながら描いた作品となっています。
主人公の人気作家・津村啓こと衣笠幸夫を演じるのは、日本の映画界を代表する俳優である本木雅弘さん。本木さんは自らが企画し大ヒットを記録した「おくりびと」(2008年 / 第81回アカデミー賞 外国語映画賞受賞)以来の映画主演となります。幸夫と同じように事故で妻を亡くしたトラック運転手の陽一役を、ミュージシャンの竹原ピストルさん、突然のバス事故で亡くなる幸夫の妻・夏子役を、深津絵里さんが演じます。
同作は2015年春にクランクインし、春・夏・秋・冬のパート撮影を経て、同年12月にクランクアップを予定しています。

西川美和監督
西川美和監督
西川美和著「永い言い訳」(文藝春秋)
西川美和著「永い言い訳」(文藝春秋)

作品概要

映画「永い言い訳」

原案・脚本・監督 西川美和
出演 本木雅弘、竹原ピストル、藤田健心、白鳥玉季、堀内敬子、深津絵里
製作 「永い言い訳」製作委員会
(バンダイビジュアル、AOI Pro.、テレビ東京、アスミック・エース、文藝春秋、テレビ大阪)
企画 分福
制作プロダクション AOI Pro.
配給 アスミック・エース

当社スタッフ

製作 中江康人
プロデューサー 代情明彦
ラインプロデューサー 伊藤太一
アシスタントプロデューサー 池野加奈
アソシエイトプロデューサー 桑田晴美

ストーリー

長年連れ添った妻・夏子を突然のバス事故で失った、人気作家の津村啓こと衣笠幸夫。夏子との間にすでに愛情と呼べるものはなく、悲しみを演じることしかできない幸夫は、ある日、同じ事故で亡くなった夏子の親友の遺族と出会う。妻の死に憔悴したトラック運転手の父親と、母を亡くした幼い兄妹。幸夫は自分でも理由が分からぬまま、大宮家へ通い兄妹の面倒を見ることを申し出るのだが…。
突然家族を失った者たちは、どのように人生を取り戻すのか…。人と人の「別れと出会い」を鋭くも優しい眼差しで描いた、限りなく切なくて愛おしい、新たな感動作。

「永い言い訳」