西川美和監督新作「わたしの知らない⼦どもたち」に役所広司、田中裕子、岡田准一、吉田羊、坂東龍汰が出演! トロント映画祭コンペ部門オープニング作品に日本映画初選出 AOI Pro.出資・制作作品

2026.07.29 事業

ポスタービジュアル / フォトグラファー: レスリー・チャン
©2026 K2 Pictures・AOI Pro.

すばらしき世界」(AOI Pro.出資・制作)「永い⾔い訳」(AOI Pro.出資・制作)の西川美和監督が、原案・脚本・監督を務めるオリジナル最新作映画「わたしの知らない⼦どもたち」(AOI Pro.出資・制作)が、本作で初主演を務める新進気鋭の新⼈・⼩⼋重葵美(こやえあみ)さんと、国際的に活躍する⼆階堂ふみさんをW主演に迎え、10⽉16⽇(⾦)に全国公開されます。

9月10日からカナダ・トロントにて開催される、北米最大の映画祭にしてアカデミー賞を占うとも言われる第51回トロント国際映画祭(TIFF)のコンペティション部門となるプラットフォーム部門で栄えあるオープニング上映作品に"日本映画として初めて選出される"という快挙を達成した本作の豪華新キャストを一挙解禁、予告映像、ポスタービジュアルも解禁します。

オーディションを勝ち抜いて主人公・琴子に抜擢された新星・小八重葵美さんと「SHOGUN 将軍」など世界的作品で評価を確立し、善悪では割り切れない人物像を体現する教師・曽根を演じる二階堂ふみさん、音楽家として戦争前まで文化的で幸せな家庭を築いていた琴子の父親を演じる、近年さらに役の幅を広げて話題の竹野内豊さんらに続き、役所広司さん、田中裕子さん、岡田准一さん、吉田羊さん、坂東龍汰さんら、日本映画界を背負う実力派キャスト豪華13名が一挙発表となりました。

上段: 小八重葵美、二階堂ふみ、役所広司、田中裕子、岡田准一
中段: 坂東龍汰、吉田羊、北村有起哉、赤間麻里子
下段: 岩谷健司、つみきみほ、マキタスポーツ、プチ鹿島、井上肇

戦争で親を亡くし、孤児となった子どもたちの矯正施設・水上寮から逃げ出した子どもたちに寝床を与え少しの間、面倒をみる漁師の山井甚平とけいの老夫婦には、国内はもとより世界規模で高い評価を受ける日本を代表する名優・役所広司さんと誰もが認める日本を代表する演技派・田中裕子さん、孤児として闇市で暮らすことを余儀なくされた子どもたちを父親のような大きな愛で受け容れる新興ヤクザの組長・菊沢徹には、時代劇からアクション映画まで縦横無尽に活躍する岡田准一さん、散り散りになった子どもたちを迎え入れる孤児院「隣相館」の館長鷹間乃生役には、シリアスからコメディまでこなす吉田羊さん、矯正施設にいる子どもたちの相談役として仕事を超えて理解者になろうとする新聞記者・諸積京一郎役には今ひっぱりだこの若手注目株の坂東龍汰さん。映画にテレビに活躍する、主役級の名優たちが、西川美和監督のもとに集結。今すべての日本人に伝えるべき映画として、本作に参加しました。

また、戦後の混乱期に生きる人々を演じるのは、すでに解禁された琴子の兄役の櫻井海音さん、琴子の靴磨きの仲間を演じる花瀬琴音さんのほか、今回ともに解禁されるのは、日本と朝鮮の抗争を焚き付ける刑事役に「アンナチュラル」、「リブート」など話題作に引っ張りだこの北村有起哉さんや、赤間麻里子さん、岩谷健司さん、つみきみほさん、マキタスポーツさん、プチ鹿島さん、サンキュータツオさん、井上肇さんらジャンルを超えて活躍する個性派たち。どのシーンにも見逃すことのできない最強のメンツが勢ぞろいします。

本予告映像解禁

「必ずあなたを見つけ出すー」
あの時代に生きた、誰もが未来をつないでいたー
少女という性を隠して生きた琴子と教師・曽根や、子どもたちの命の輝きを繋ごうとする大人たちの運命が交差する感動を予感させる予告編解禁

「わたしは、わたしの生徒を棄てました」という衝撃的なセリフで始まる予告編。教師曽根は、幸せな家庭に育ちながらも戦争で孤児となった琴子の行方を探すため、一人街を奔走する。その中で琴子が男の子として生きているという衝撃の事実を知る曽根。自らも職を失い乳飲み子を抱えながら懸命に生きる曽根だが、教師としての自分は子どもたちの行く末を案じずにはいられない。必ずわたしが探し出すと決意する曽根。少女という性を隠し少年として生きる琴子はどこにいるのか?誰といるのか?どうやって生き延びているのか?──果たして曽根は琴子を見つけることができるのだろうか・・・。
予告編では、琴子探しに奔走する曽根と、同じ境遇の少年たちと生きる琴子が、生きていく中で子どもたちの未来を繋げようと出会う様々な人物が交差する。その回想の中に登場するのは、親代わりになる新興ヤクザの組長・菊沢(岡田准一)、警察から逃げる子どもたちの束の間の休息の場を与える山井夫婦(役所広司、田中裕子)、孤児たちの救済施設の館長・鷹間(吉田羊)、仕方なく琴子を疎開させてしまう父・茅野孝一(竹野内豊)の姿が描かれる。戦争によって人生を変えられながらも懸命に生きた子どもたちの命の輝きと、その命を信じ、それぞれの選択で未来へつないだ人々の姿を描く物語の断片が描かれている。
日本映画最高峰のスタッフが集結し、空襲で焼け野原となった東京、人々でごった返す駅の風景、裏町のバラックなどまるでタイムスリップしたかのように戦後を再現。映画に圧倒的なリアリティを与えています。

世界的フォトグラファー、レスリー・チャン撮りおろしによる、懸命に生きる登場人物たちのまなざしの強さを捉えたポスタービジュアル到着

二階堂ふみさん、小八重葵美さんのほか、主要キャストの役所広司さん、田中裕子さん、岡田准一さん、竹野内豊さん、吉田羊さん、坂東龍汰さんの顔が並ぶ新ポスター。それぞれ、過酷な時代を生き抜いた登場人物たちの顔をリアルに表現した瞬間を切り取ったのは、アジアのみならず世界で注目を浴びるフォトグラファーのレスリー・チャンさん。映画ポスターの撮影に初めて挑戦したというレスリーさんが、少年として生きる琴子の汚れなきまなざし、時代に翻弄され、喪失感を感じさせる教師曽根の繊細な瞳、そしてそれぞれの場所でその時代を懸命に生きた大人たちの顔を刻み込みました。日本映画初のオープニング作品として注目を浴びるトロント国際映画祭でも、この力強いビジュアルは、話題を呼ぶことは確実です。

坂本龍一が残した東北ユースオーケストラの演奏
音楽は『国宝』の原摩利彦。イタリア・ローマでの録音で圧倒的なスケール

"物語のもう一つの語り手"である音楽を担当したのは、『国宝』など数々の音楽賞を受賞した実力派作曲家・原摩利彦さん。今回の主題音楽ともなる感動のラストシーンを演奏するのは、原さんの実力を高く評価していた坂本龍一さんが立ち上げた東北ユースオーケストラの子どもたち。原さんが音楽の視点からも子どもたちと共に作り上げるのはどうかと提案し実現しました。観る者に深い余韻を残す若者たちの思いが宿る演奏は、この映画を生涯忘れられない作品へと導いています。
主題音楽以外の部分は、イタリア・ローマでの演奏家とともに録音を実施。原さんは「イタリアの指揮者や奏者が真剣に映画や音楽に向き合ってくださる驚きと演奏を通しての気づきがあった」と手応えを感じており、同席した西川監督も「音楽的な歴史の厚みを感じる演奏」と大絶賛。日本・イタリアと国を超えた共同作業がもたらす化学反応をぜひ堪能してください。

キャストコメント

「心からこの映画を見てほしいと思います。」役所広司
「琴子に会えてよかった。」田中裕子
「子どもたちが本当に素晴らしく魅力にあふれています!」岡田准一
「平和への祈りをこめて、この映画が沢山の方へ届きますように。」 吉田羊
「俳優としても大きな財産になりました。」坂東龍汰

役所広司(山井甚平役)
心からこの映画を観て欲しいと思います。
子どもたちの眼差しをしっかり受け止めて欲しい。
彼らは、戦争孤児という役を演じる中で、当時の孤児たちに思いを馳せた瞬間があったに違いない。
主人公、琴子をはじめ子どもたちの眼差しが胸に刺さります。
日本映画史の中で、大切な作品が生まれたと思います。
この作品に参加された全ての皆さん、お疲れ様でした!
そして、おめでとうございます!
 
田中裕子(山井けい役)
映画「ゆれる」を観て、凄い作品だなぁと思っていました。
その西川組に出れるなら、是非出たいと思って参加させていただきました。
琴子に会えてよかった。
 
岡田准一(菊沢徹役)
西川監督の作品を心待ちにしていた一人として、この作品には映画としての面白さだけではなく、社会への問いが込められていると感じます。
この作品は主人公・琴子を演じた小八重さんを含め、子どもたちが本当に素晴らしく魅力にあふれています。大人の責任を考えさせられ、問いがあるこの作品が多くの人の心に残り、語り続けられる作品になってほしいと思います。
「火垂るの墓」の後継作はこの作品。今観るべき作品かと思います。

吉田羊(鷹間乃生役)
尊敬する西川監督の作品に参加させていただき、大変光栄に思います。私が演じたのは、主人公琴子が辿り着く戦争孤児救済施設の館長。撮影時は蝉鳴きしきる真夏、クランクインから既に3ヶ月が経っており、現場は朝から、小八重葵美さん演じる琴子が生き抜いてきた先の"今日この瞬間"をクルー全員でじっと見守っている、そんな温かさに満ちていました。一方で、西川監督は大人、子ども、キャリアの区別なく一人一人を尊重し、エキストラの子どもたち含め俳優全員に目を届かせておられるのが印象的でした。恥ずかしながらこの作品に関わらせていただいて初めて、戦争孤児について学びました。戦争体験者が年々少なくなる中、映画もまた、その役割を引き継いでいけるようにと願ってやみません。平和への祈りをこめて、この映画が沢山の方へ届きますように。
 
坂東龍汰(諸積京一郎役)
西川美和監督の作品に触れるたび、その人間をまっすぐ見つめる眼差しと、心を深く揺さぶる物語に何度も感動してきました。西川監督の作品に、諸積という役で参加させていただけたことを心から光栄に思います。
諸積は、戦後を生きる戦争孤児たちの現実を目の当たりにし、自分に何ができるのかを必死に問い続ける若い新聞記者です。子どもたちの置かれた過酷な状況や、その小さな希望に触れるたび、諸積の正義感や葛藤を自分自身のことのように感じながら、一つひとつの場面に向き合いました。
西川監督は、常に作品を真ん中に置き、キャストやスタッフ一人ひとりを深く信頼して現場をつくってくださいました。その空気の中で、役と誠実に向き合い、自分に何ができるのかを考え続けられた時間は、俳優としても大きな財産になりました。
この作品は、戦後の物語でありながら、今を生きる僕たちにも問いを投げかけてくれる映画です。ぜひ劇場の大きなスクリーンで、この作品が持つ熱量や息遣いを受け取っていただけたら嬉しいです。

作品概要

映画「わたしの知らない⼦どもたち」(英題 "Children Untold")

あの日を生きた子どもたちの煌めきーその時代を生きた誰もが、未来をつないでいた。
1945年、終戦。音楽家の父のもとで育ち、ごく普通の暮らしを送っていた12歳の少女・茅野琴子(⼩⼋重葵美)は戦争によって家も家族も失い、焼け野原となった東京で、たったひとり生きることになる。女性であることが生きる危険につながる現実を知った琴子は、少女という性を隠し、少年として生きることを決意する。やがて将吉をはじめ、同じように家や家族を失った少年たちと出会い、「吉田茂男」と名乗って彼らと行動をともにする。闇市を束ねる菊沢組の親分・菊沢徹(岡田准一)から仕事をもらい、ともに支え合う仲間との日々は、戦後ひとりぼっちだった琴子が初めて見つけた「居場所」となっていく。
一方、担任教師だった曽根文美子(⼆階堂ふみ)もまた、敗戦によるイデオロギーの転換と、婚約者を失った中で教師としての誇りも生きる意味も見失っていた。しかし、父の友人から「琴子を探している」という知らせを受け、琴子を探す旅に出る。曽根もまた、自らも失っていた人として生きる意味を少しずつ取り戻していく。
やがて子どもたちは東京湾上の孤島の隔離施設へ送られる。そこでの過酷な環境の中で生かされている子どもたちの実態を知った新聞記者・諸積(坂東龍汰)は、脱走すると決意する琴子たちを海苔漁師・山井甚平(役所広司)と妻・けい(田中裕子)へ託す。山井夫妻は、突然現れた子どもたちを煙たがりながらも生きる術を教えながら、その命を明日へとつないでいく。
これは、戦争によって人生を変えられながらも懸命に生きた子どもたちの命の輝きと、その命を信じ、それぞれの選択で未来へつないだ人々の姿を描く物語。

公開2026年10月16⽇(金)全国公開
出演者小八重葵美、二階堂ふみ
坂東龍汰、櫻井海音、花瀬琴音 
羽山由一郎、小林丞之介、岩田龍門、渋谷そらじ、武内ひなた 
北村有起哉、吉田羊、竹野内豊
岡田准一 / 田中裕子、役所広司
スタッフ原案・脚本・監督: ⻄川美和
⾳楽: 原摩利彦
撮影: 笠松則通 照明: 宗賢次郎 ⾳響: ⽩取貢 特機: 上野隆治 美術: 三ツ松けいこ 装飾: 須坂⽂昭 ⾐裳デザイン: ⼩川久美⼦ ⾐裳: 岩﨑⽂男
ヘアメイクデザイン: 酒井夢⽉ スクリプター: ⽥⼝良⼦ 編集: 菊池智美 ⾳響効果: 北⽥雅也 キャスティング: ⽥端利江、⼭下葉⼦
助監督: 中⾥洋⼀ 制作担当: ⼭内遊 VFXスーパーバイザー: 上⽥倫⼈、髙橋正紀 ⾳楽プロデューサー: 杉⽥寿宏 ラインプロデューサー: 横井義⼈
製作: 紀伊宗之 プロデューサー: ⼩出⼤樹、伊藤太⼀
製作・配給K2 Pictures
共同製作AOI Pro.
企画分福
制作プロダクションAOI Pro.
URL公式ホームページ https://k2pic.com/film/wsk/
公式X https://x.com/wsk_movie
公式インスタグラム https://www.instagram.com/wsk_movie
AOI Pro.スタッフプロデューサー: 伊藤太⼀、横井義人
アシスタントプロデューサー: 金曉恩

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