AOI Pro.永井聡監督 最新作「爆弾」山田裕貴VS佐藤二朗、特報映像&ティザービジュアル解禁! 10月31日公開 AOI Pro.制作作品

2025.04.17 事業

AOI Pro. CCO 永井聡監督の最新映画「爆弾」(AOI Pro.制作)に、主演・山田裕貴さん、伊藤沙莉さん、染谷将太さん、渡部篤郎さんに続き、佐藤二朗さんが謎の中年男・スズキタゴサク役で出演することが発表されました。また、特報映像とティザービジュアルが解禁。10月31日(金)全国公開されることが決定しました。

佐藤二朗(スズキタゴサク役)、主演・山田裕貴(警視庁捜査一課 類家役)
ティザービジュアル ©呉勝浩/講談社 ©2025映画「爆弾」製作委員会
原作「爆弾」書影 ©呉勝浩/講談社

日本最大級のミステリーランキング「このミステリーがすごい! 2023年版」(宝島社)「ミステリが読みたい 2023年版」(ハヤカワミステリマガジン2023年1月号)で1位を獲得したベストセラー小説「爆弾」が、映像化。これを読まねば、"旬"のミステリーは語れないと評され、背筋が凍るような衝撃展開の連続で、多くの読者を魅了した作品であり、その続編の「法廷占拠 爆弾2」も発売され話題を呼んでいます。

爆弾の在りかを探す警察と犯人との取調室で行われる先読み不能の謎解きゲームと東京中を駆け巡る爆弾探しがリアルタイムで進行する、極上のミステリーと超ド級のアクションが織り成す究極のエンターテイメント。監督は、「キャラクター」(AOI Pro.制作)「恋は雨上がりのように」(AOI Pro.出資・制作)「帝一の國」(AOI Pro.制作)などで知られる永井聡。繊細な心理描写とスリリングな映像表現で名を馳せる監督が、この緊迫のリアルタイムサスペンスをどう描き出すのか!?

主演・山田裕貴さんは、警視庁捜査一課でスズキタゴサクと真っ向から対峙する交渉人・類家役を熱演。共演には、伊藤沙莉さんが爆弾捜索に奔走する交番勤務の巡査・倖田役で出演。さらに、スズキタゴサクの過去を追う所轄の刑事・等々力役に染谷将太さん、類家の上司として、同じくスズキタゴサクと交渉する清宮役に渡部篤郎さんと、実力派俳優たちが顔を揃えています。

映画化決定情報解禁の際には、ベストセラー小説がまさかの映像化と実力派キャスト陣の集結に、SNSでも驚きと歓喜の声が絶えなかった本作。一際熱い注目を集めていたのが、爆発を予知する謎の中年男・スズキタゴサク。ファーストルックビジュアルには、豪華キャストの名前と共に「スズキタゴサク」というキャラクター名だけが記され、一体誰がこの役を演じるのか、さまざまな予想や考察が繰り広げられていました。そしてこの度、"要注意人物"スズキタゴサクを演じるのは、佐藤二朗さんであることが発表されました。

今回の解禁にあたり佐藤さんは「スズキタゴサクという男を世に産み落とした呉勝浩氏に、あらん限りの感謝を申し上げる。」とミステリアスなコメントを残しています。またコメント映像では、スズキタゴサクのキャラクターの特徴である"10円ハゲ"も自らの発案で、特殊メイクではなく実際に作り上げていることを明らかにしながら、スズキタゴサクの人物像について「悪のカリスマと呼ばれるキャラクターには必ず哲学があるのが特徴ですが、スズキタゴサクにはそれがない。普通のおじさんのような風貌で、赤提灯好きな私と同じような人です」と解説。出演が決まる前から原作小説を読んでいた佐藤さんは、「小太り・メタボリックであり、中日ドラゴンズのファンであり、東京で初めて住んだ場所が(作品の舞台になっている)野方なんですよ。」と、自分と類似点も多いことから、スズキタゴサク役に運命的なものを感じていたのだそう。

そんなスズキタゴサクと対峙する主人公・類家役で主演する山田裕貴さんは、「『爆弾』の魅力は、スズキタゴサクにあると思っています」と断言。さらに佐藤さんと共演した印象について、「こういう俳優さんになっていかなければと思わされました。怪物だと思います」と畏敬の念を示しています。

映画「爆弾」特報映像

解禁された特報映像は、交渉人・類家とスズキタゴサク、二人が不敵に笑い合う衝撃的なカットからスタート。天然パーマに丸眼鏡がトレードマークの類家は、都内に仕掛けられたという爆弾について、まるで無感情といった佇まいで取り調べを開始。対するスズキタゴサクは、どこにでもいそうな中年男性の風貌で「次は1時間後に爆発します」とさして大したことでもないように口にする。「爆弾をすべて見つけられたら私の勝ちだ」と冷静に言い放つ類家を前にしても、臆するどころか興奮で笑いが止まらない、得体の知れない恐ろしさを感じさせる。しかし類家もまた、「いずれ後悔するよ、俺に会っちゃったこと。夜も眠れないくらいにね」とただならぬ雰囲気でスズキタゴサクに向き合い、どこか危うさを孕んだ独自の正義感の片鱗をのぞかせ─!?二人の背後で鳴り響くメトロノームのような効果音が焦燥感を掻き立てる、緊迫感に満ちた特報映像となっています。

そんな二人の姿をとらえた表裏ティザービジュアルも登場。口元に謎めいた笑いを浮かべた類家の横には、「じゃあ始めましょうかスズキさん。化け物退治を」という挑戦的ともとれる台詞が浮かぶ。一方スズキタゴサクは、まるで相手を挑発するかのような笑顔に、「でも、爆発したって、べつによくないですか?」という台詞、そしてよく見ると頭部には、"10円ハゲ"が─。スズキタゴサクの異様さが伝わるビジュアルとなっています。まだまだ謎多き主人公・類家VSいまだかつてないヴィラン・スズキタゴサク、そして山田さんと佐藤さんの白熱の演技合戦にも期待が高まるビジュアルとなっています。

監督・永井聡(ながいあきら)

AOI Pro. CCO(チーフクリエイティブオフィサー) / ディレクター
1970年生まれ、東京都出身。武蔵野美術大学卒業後、葵プロモーション(現AOI Pro.)に入社。大塚製薬 カロリーメイト「とどけ、熱量。」などCMディレクターとして数々の話題作を手がける。2012・2013年に「ACC CM FESTIVAL」クラフト部門のディレクター賞を2年連続で受賞。2005年に「いぬのえいが」で短編監督、2014年「ジャッジ!」で長編監督デビュー。その後「世界から猫が消えたなら」(2016)、「帝一の國」(2017 / AOI Pro.制作)、「恋は雨上がりのように」(2018 / AOI Pro.出資・制作)、「キャラクター」(2021 / AOI Pro.制作)などの長編映画の監督を務める。

永井聡プロフィール(JUKU Webサイト)

作品概要

映画「爆弾」

物語の幕開けは、酔った勢いで自販機と店員に暴行を働き、警察に連行された一人の謎の中年男。彼は自らを「スズキタゴサク」と名乗り、霊感が働くと称して都内に仕掛けられた爆弾の存在を予告。秋葉原での爆破を皮切りに、この後一時間おきに3回爆発すると予知していく。そして、刑事たちの問いかけをのらりくらりとかわしつつ、次第に爆弾に関する謎めいた"クイズ"を出し始めるのだった・・・
彼は、いったい何者なのか!?そして仕掛けられた"爆弾"の正体とは!?

公開日2025年10月31日(金)
出演山田裕貴、伊藤沙莉、染谷将太、渡部篤郎、佐藤二朗
原作呉勝浩「爆弾」(講談社文庫)
監督永井聡
配給ワーナー・ブラザース映画
制作プロダクションAOI Pro.
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AOI Pro.スタッフ監督: 永井聡
プロデューサー: 唯野友歩
アシスタントプロデューサー: 田倉勇気

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