大石静×阿部サダヲ、テレビ朝日ドラマ「しあわせな結婚」7月期 木曜21時~放送決定! AOI Pro.制作協力作品

2025.02.26 事業

テレビ朝日7月期の木曜ドラマ枠(21:00~21:54)にて、脚本・大石静さん×主演・阿部サダヲさんによるドラマ「しあわせな結婚」(AOI Pro.制作協力)が放送されることが、2月26日に都内で行われた囲み取材会にて発表されました。

本作は、夫婦の愛を問う令和のマリッジ・サスペンス。テレビ朝日連続ドラマ初主演となる阿部さんが、お茶の間で絶大な人気を誇る弁護士を演じます。メガホンをとるのは、初めて民放の連続ドラマの演出を手がける黒崎博さんです。

昨年それぞれが国民的大ヒットドラマを誕生させた、大石さん×阿部さんの強力タッグが実現。
阿部さんが演じるのは、注目の事件で次々と無罪を勝ち取ってきたレジェンド弁護士・原田幸太郎。その舌鋒は法曹界にとどまらず、コメンテーターとしてテレビにレギュラー出演、クイズ番組や討論番組にも引っ張りだこ。エッジの効いたコメントを放ちながらも絶妙なバランス感覚で一線を越えない幸太郎は、テレビ局のスタッフはもちろん、お茶の間での人気も絶大。もはや世間の認知度的には、弁護士なのかタレントなのかよくわからない状況ではあるものの、"法律を正しく運用することで公益を守る"という法曹人としてのアイデンティティのもと、弁護士の仕事を真摯に全うする日々をおくっています。
日頃から多くの人に囲まれて仕事をしている幸太郎ですが、両親はすでに他界しており、ひとりっ子のため、天涯孤独。だけど"ひとりが好き"な幸太郎は、仕事に支障をきたすことを嫌い、歴代の恋人たちにも、それが誠意だと信じて、「結婚はしない」と宣言。50年間、完全なる"独身主義"を貫いてきました。しかしある日、そんな彼がまるで雷に打たれたかのように、運命的な出会いをはたして…!?

本業の弁護士としても、テレビのコメンテーターとしても、一切手を抜くことなく仕事に邁進する幸太郎ですが、ある日、身体に異変を感じ、病院に救急搬送。ICUで生死の境をさまよう事態に。見舞いに来る家族もいない幸太郎は、ふいにひとりで生きていくことへの不安や寂しさから、とてつもない孤独に襲われて…。その後、一般病棟に入院することになった幸太郎は、病院内のエレベーターで偶然出会ったある女性―鈴木ネルラがなぜか気になり始めてしまい…!感情を表に出さず、笑顔を見せないネルラのミステリアスな魅力に、すっかりハマッてしまった幸太郎は、これまで頑なに貫いてきた独身主義をあっさり捨てて、まさかの電撃結婚!しかし、いざ新婚生活が始まると、ネルラがとてつもなく大きな秘密を抱えていることが発覚します。少しずつ明らかになっていく、愛する妻の秘密…。それによって、幸太郎の運命は大きく動かされることとなり…。「俺はこの妻と共に生きていけるのか?」と、自問し続けることに…。はたして、幸太郎は秘密を知っても妻を愛し続けることができるのか…?それとも――?

完全オリジナル作品でもある本作の脚本を手がけるのは大石静さん。大石さんは、「長男の嫁」(1994)、連続テレビ小説「ふたりっ子」(1996)、「和田家の男たち」(2021)などのホームドラマから、「セカンドバージン」(2010)、「大恋愛~僕を忘れる君と」(2018)、「あのときキスしておけば」(2021)、「星降る夜に」(2023)など珠玉の恋愛ドラマまで、多彩な連続ドラマを生み出してきたヒットメーカー。さらに、最新作となる大河ドラマ「光る君へ」(2024)では、ロスに陥る人が続出するほど、日本中を熱狂させました。そんな大石さんが、「光る君へ」に続いて新たなブームを巻き起こすべく、本作では大きな秘密を前にしたときに問われる夫婦の愛にスポットを当てます。大石さんが紡ぎ出す、令和のマリッジ・サスペンスにご注目ください。

また、監督を務めるのは黒崎博さん。大河ドラマ「青天を衝け」(2021)、連続テレビ小説「ひよっこ」(2017)などヒット作を担当。最新作となるNetflix配信ドラマ「さよならのつづき」(2024)では、グローバルトップ10(非英語部門)で10位にランクインするなど、国内外から注目を集めている黒崎さんが、本作で初めて民放の連続ドラマの演出を手がけることになりました。大石さんとタッグを組むのは、かつて大ブームを巻き起こした「セカンドバージン」(2010)以来のこと。【大石の脚本×黒崎の演出】という最強の布陣が結集した本作で、主演の阿部さんがどんな顔を見せるのか、そして今後発表されるヒロインとともに、どんな運命をたどることになるのか…ご期待ください。

脚本・大石静コメント

私は、阿部サダヲと段田安則が日本一の俳優だと思っているんです。阿部さんって圧倒的に芝居うまいじゃないですか。小さいし、すごく二枚目というわけではないんですが(笑)、それも圧倒的!私の好みでいうと、「スイッチ」(2020)の検事がセクシーで素敵だったんです。「いだてん~東京オリムピック噺~」(2019)のまーちゃんも素敵でした。そして怖い役柄も、もちろんすごく上手なんですけど、今回は素敵な阿部さんを書きたいと思います(笑)。
本作は、そんな阿部さんが、自宅で妻と語らうような一風変わったホームドラマにしたいと思っていたんですが、それだけでは面白くないと、サスペンス要素も足してみました。新しいことをやる緊張感はもちろんあるんですが、視聴者の皆さんはもちろん、俳優さんたちに「これに出てよかったな」と思っていただきたいし、スタッフの皆さんにも「この作品に関わってよかったな」と思ってもらいたいんです。だから今は、とにかく阿部さんに喜んでもらいたいと思っています(笑)。
このドラマでは、"パートナーを愛し抜けるか"ということをイヤでも突きつけちゃうだろうなと思います。最高に素敵な阿部さん、謎、そして家族の物語を楽しんでいただけるよう頑張ります。

主演・阿部サダヲコメント

大石さんの脚本と聞いて、どんな作品なのか楽しみにしていました。僕、実はサスペンスってあまり出たことがないんです。でも、2時間ドラマなどサスペンスを見るのは大好きなので、その世界に入ってみたいと思いました。そして、弁護士でコメンテーターもやる役と聞いたんですが、コメンテーターって、たぶん僕は一生やらないので(笑)、ぜひ演じてみたいな、と。前回ご一緒したとき(「恋する母たち」2020)に、落語家なんだけどちょっとセクシーな男をやらせていただいて、意外とほめられたので(笑)、今回も楽しみです。
大石さんが書かれる作品って、セリフなども含めて圧倒的に魅力的な女性が多い気がするんです。今回も、独身を貫いてきた男が運命の出会いということで、どんな魅力的な女性が現れるんだろうと、僕もすごく楽しみです。そして、結婚して相手方の家に住むので、そこからのホームドラマ感も楽しんでいただけると思います。
テレビ朝日の木曜9時、初めて主演をやらせていただきます。今回は、タイムスリップはしませんが(笑)、これまであまりお見せしたことのない顔をお見せできるよう、そして視聴者の皆さんに楽しんでいただけるよう頑張ります。

作品概要

ドラマ「しあわせな結婚」

主な登場人物
原田幸太郎(50) / 阿部サダヲ
元検事で、現在は弁護士。
34歳で検事を辞めた後、日本とアメリカ、両国の弁護士資格を得る。38歳で東京に法律事務所を開き、その後は世間の注目を集めるセンセーショナルな事件の裁判で無罪を勝ち取り、有名弁護士に。今では朝の情報番組のコメンテーターも務めており、エッジは効いているが、やり過ぎない発言で、テレビ局側からも重宝される存在。クイズ番組では博学タレントを押さえて優勝したこともあり、討論番組でも番組を盛り立てる論客として活躍するなど、世間にはすっかり顔が売れている。傍から見れば、もう弁護士なのかタレントなのか分からない状況だが、"法律を正しく運用することで公益を守る"という法曹人としてのアイデンティティのもと、弁護士の仕事は至極きちんとやっている。
両親は既になく、一人っ子なので天涯孤独だが、ひとりが好き。家に帰って、自分以外の誰かがいるなんて、心が休まらないし面倒だと考える鉄板の独身主義者。話が面白く、仕事も順風満帆で、近づいて来る女性は多いが、恋にのめり込んだことはない。関わった女性には早い段階で、「結婚はしないよ」と、自分の意志を告げるようにしていた。それが誠意だと思って…。
そんなある日――。身体に異変を感じて、病院へ搬送された幸太郎は、ICUで生死の境をさまようことになる。この時はじめて、ひとりで生きていることへの不安と寂しさを感じることに…。一命を取りとめて、一般病棟に移った日――。点滴をしたまま1階のコンビニに行こうとした幸太郎は、エレベーターの中で、ある女性に出会う。そして、その出会いは、まさかの電撃婚へと発展…!しかし、その結婚が、彼の運命をとんでもない方向へと誘うことになる…。

鈴木ネルラ
私立高校の美術講師。
宮沢賢治が好きだった母の影響で、「銀河鉄道の夜」の登場人物・カンパネルラから『ネルラ』と名付けられた。その母が亡くなった後は、父、弟、叔父と同じマンションで暮らす。大学院で修復学を学び、卒業後はイタリアへ留学。帰国後も絵画の修復などに携わっていたが、ある出来事を機に高校教師となる。感情を表に出さず、笑顔を見せない美術教師だが、そのミステリアスな魅力で幸太郎の結婚観を大転換させることに。しかし、そんな彼女には幸太郎に打ち明けていない大きな秘密があった…。

放送日時2025年7月スタート 毎週木曜21:00~21:54
放送局テレビ朝日系24局
キャスト阿部サダヲ
脚本大石静(「光る君へ」「星降る夜に」「大恋愛~僕を忘れる君と」「セカンドバージン」ほか)
ゼネラルプロデューサー中川慎子(テレビ朝日)
プロデューサー田中真由子(テレビ朝日)、森田美桜(AOI Pro.)、大古場栄一(AOI Pro.)
監督黒崎博(「さよならのつづき」「青天を衝け」「ひよっこ」「セカンドバージン」ほか)
制作協力AOI Pro.
制作著作テレビ朝日
URLオフィシャルサイト
X
Instagram
TikTok
AOI Pro.スタッフプロデューサー: 森田美桜、大古場栄一
アシスタントプロデューサー: 吉田昂司

本件に関するお問い合わせ先
お問い合わせフォーム