AOI Pro.永井聡監督新作「キャラクター」、菅田将暉さん、Fukaseさんに続き、小栗旬さん、高畑充希さん、中村獅童さん出演決定! 2021年6月公開 / AOI Pro.制作作品
2021.02.24 事業

AOI Pro. CCO 永井聡監督の最新映画「キャラクター」(AOI Pro.制作)の主演に菅田将暉さん、共演には演技初挑戦となるSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseさん、新キャストとして小栗旬さん、高畑充希さん、中村獅童さんの出演を発表。また、特報映像が解禁されました。
永井監督の「帝一の國」(2017、AOI Pro.制作)、「恋は雨上がりのように」(2018、AOI Pro.出資・制作)に続く新作で、菅田将暉さんとは「帝一の國」以来の再タッグとなります。
もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?
しかも、その顔を"キャラクター"化して漫画を描いて売れてしまったとしたら?
そんなアイデアを基軸に、登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯する物語を描いたダークエンタテインメント映画「キャラクター」。「20世紀少年」「MASTERキートン」をはじめ、浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志さんが10年の歳月をかけて練り上げました。

スケッチに向かった先で、一家殺人現場に遭遇し犯人を目撃してしまう主人公・山城圭吾を演じるのは菅田さん。お人好しな性格ゆえに、人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家が、殺人事件の犯人と出会ったことで運命に翻弄されていく姿を繊細に演じます。
山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角を演じるのは、本作が俳優デビューとなるFukaseさん。全てが謎に包まれる両角を、独特の存在感と美しさで熱演します。
山城が描いた漫画と事件の関連性にいち早く気づき、その真相を探る刑事・清田俊介を小栗旬さん、清田の上司・真壁孝太を中村獅童さん、漫画家として鳴かず飛ばずの山城を陰で支える恋人・川瀬夏美を高畑充希さんが演じます。
主演クラスの実力派豪華キャストが集結する本作は、6月に全国公開。
全編クライマックス級の息もつかせぬストーリー展開にご期待ください。
監督・永井聡(ながいあきら)

AOI Pro. CCO(チーフクリエイティブオフィサー)
1970年生まれ、東京都出身。武蔵野美術大学卒業後、葵プロモーション(現AOI Pro.)に入社。2013年より現職。
CMディレクターとして数々の話題作を手掛ける。2012・2013年に「ACC CM FESTIVAL」クラフト部門のディレクター賞を2年連続で受賞。
2005年に『いぬのえいが』で短編監督、2014年『ジャッジ!』で長編監督デビュー。その後『世界から猫が消えたなら』(2016)、『帝一の國』(2017 / AOI Pro.制作)、『恋は雨上がりのように』(2018 / AOI Pro.出資・制作)など長編映画の監督を務める。
キャストコメント
◆菅田将暉さん/山城圭吾(やましろけいご)役
映画「キャラクター」。久々の永井組に心躍りました。が、前回よりも悩みながらの現場でした。オリジナル脚本で「キャラクター」という題材。キャラクターとは「個性」でありその人の「生き様」。今とても重要なテーマだと思い向き合っていきました。そんな中、SEKAI NO OWARIのFukaseさんが出演します。現場での佇まいが俳優部すぎて驚きました。初映画だと聞いてましたが、全然そんな感じはなく、むしろ学ぶところだらけでした。そしてやっぱり物作りと向き合うFukaseさんはとてもかっこよく、少し儚げで美しかったです。きっとびっくりすると思います。僕自身完成が楽しみです。
◆Fukaseさん(SEKAI NO OWARI)/ 両角(もろずみ)役
オファーを頂いた時は正直とても悩みました。果たして自分に務まるのか、ご迷惑をかけてしまうのではないかと。しかし、1年間以上の長い時間をかけて準備することができたので、撮影が始まると程よい緊張感の中非常に楽しく過ごさせて頂いてクランクアップを迎えた時には涙が溢れそうになりました。
◆小栗旬さん/清田俊介(せいだしゅんすけ)役
じっくりと映画に入るのは久々だったので、「やっぱり現場はいいな」と思いながら撮影を楽しみました。事前に監督から"渋くてカッコいい小栗さんが欲しい"とリクエストをされ、敢えていつもより声のトーンも落とし、恥ずかしいくらいカッコつけたイメージで清田を演じています。ぶっきらぼうではありますが、もともと持ち合わせている優しさや刑事としての優秀さがうまく伝わってくれれば嬉しいです。菅田さんは共演するたびに俳優として成長していて、その成長に触れられる事は幸せなことだと思います。そしてFukaseさんとはご一緒するのは初めてなのですが、作品のキーとなる両角のキャラクターに彼の持つ独特の存在感がぴったりとはまっているなと感じました。また、約15年振りに共演した獅童さん。真壁と清田のコンビネーションにもご注目頂ければなと思います。
◆高畑充希さん/川瀬夏美(かわせなつみ)役
初めての永井組。そして紅一点。ソワソワしながら現場に入りましたが、温かく迎えていただけて、とてもホッとしたことを覚えています。菅田くんとは久々の嬉しい再会でしたが、かつての鋭さを残しながらも柔らかく、頼もしい佇まいの座長で、私は助けてもらいっぱなしでした。そして初映画とは思えない存在感の、チャーミングなFukaseさん、大先輩の小栗さんや獅童さんに囲まれて、『目指せ良い奥さん』をモットーに夏美さんとして過ごした、大変豊かな時間でした。真綿で首を絞められ続けるようなザワザワをエンターテイメントに昇華した、最近の邦画では珍しい作品になりそうな気がしています。個人的には、体験した事ないほどの血糊に、すこし興奮しました。完成がとっても楽しみです。
◆中村獅童さん/真壁孝太(まかべこうた)役
ナチュラルかつ全体のバランスに溶け込むよう自分の立ち位置を考えながら演じました。また亡き義父が警察官だったこともあり、どこか意識をしたかもしれません。小栗さんとは、15年ぶりの共演なのですが、とても懐かしく、一緒にいて心地よく安心できる存在です。菅田さん、高畑さんもとても注目していた役者さんなので、この作品に出演させていただく決め手にもなりました。菅田さんは、撮影中に何度か小栗さんと自宅に遊びにきてくれて、趣味も似ているということもあり色々な話をしました。私の舞台も観に来てくれ、初めての歌舞伎にもかかわらず、笑ったり泣いたりと素晴らしい感受性で楽しんでくれ大変嬉しかったです。普段ミュージシャンのFukaseさんも役者としてどのように表現するか楽しみにしていました。個性豊かな役者たちの化学反応を、見逃さないでください!
作品概要
映画「キャラクター」
複写(トレース)された『絶対悪』
二人の共作、それは連続殺人事件
漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)。
高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。
ある日、師匠の依頼で「誰が見ても幸せそうな家」のスケッチに出かける山城。住宅街の中に不思議な魅力を感じる一軒家を見つけ、ふとしたことから中に足を踏み入れてしまう。そこで彼が目にしたのは、見るも無残な姿になり果てた4人家族……そして、彼らの前に佇む一人の男。
事件の第一発見者となった山城は、警察の取り調べに対して「犯人の顔は見ていない」と嘘をつく。それどころか自分だけが知っている犯人を基に殺人鬼の主人公“ダガー”を生み出し、サスペンス漫画「34(さんじゅうし)」を描き始める。
山城に欠けていた本物の【悪】を描いた漫画は異例の大ヒット。山城は売れっ子漫画家となり、恋人の夏美(高畑充希)とも結婚。二人は誰が見ても順風満帆の生活を手に入れた。
しかし、まるで漫画「34」で描かれた物語を模したような、4人家族が次々と狙われる事件が続く。刑事の清田俊介(小栗旬)は、あまりにも漫画の内容と事件が酷似していることを不審に思い、山城に目をつける。共に事件を追う真壁孝太(中村獅童)は、やや暴走しがちな清田を心配しつつも温かく見守るのだった。
そんな中、山城の前に、再びあの男が姿を現す。
「両角って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから。」
交わってしまった二人。山城を待ち受ける"結末"とは?
公開日 | 2021年6月 |
キャスト | 菅田将暉、Fukase(SEKAI NO OWARI)、高畑充希、中村獅童、小栗旬 |
原案・脚本 | 長崎尚志 |
配給 | 東宝 |
制作プロダクション | AOI Pro. |
監督 | 永井聡 |
プロデューサー | 唯野友歩 |
アシスタントプロデューサー | 鳥越一暢、藤島陽子 |
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