仲野太賀さんがナマハゲに! 佐藤快磨監督の劇場映画デビュー作「泣く子はいねぇが(仮)」撮影開始 AOI Pro.制作作品

2020.01.10 事業

写真左:佐藤快磨監督、右:仲野太賀さん

秋田県出身の佐藤快磨(たくま)監督のオリジナル脚本で、劇場映画監督デビュー作となる「泣く子はいねぇが(仮)」(AOI Pro.制作)の主演を、実力派俳優の仲野太賀さんが務めることが発表されました。

本作では、青春の終わりをテーマに、迷いながら大人になっていく20代の若者たちの姿が描かれます。また、物語のモチーフとして、2018年にユネスコ無形文化遺産に登録された来訪神行事「男鹿のナマハゲ」が重要な役割を担っており、本作の大部分は秋田県男鹿市での撮影を予定しています。

佐藤快磨監督コメント

長い間あたためてきた映画の企画が、生まれ育った秋田で実現します。
4年間でたくさんの男鹿半島の人々にお会いして、たくさんの方々にご協力頂きました。新人監督がオリジナルの脚本で商業映画デビューできるというのは本当に幸せなことですので、皆さんへ感謝の気持ちでいっぱいです。
今回、最も信頼している俳優・仲野太賀さんと一緒に、秋田の若者たちの"青春の終わり"を描きます。正しくなければいけないけれど、正しくないことにふと救われるような、そんな世界を、秋田の風景、そして"男鹿のナマハゲ"を通して見つめていきたいと思っています。

是枝裕和監督コメント(企画協力/分福代表)

3年前、最初に佐藤さんに会った時に聞いた映画の企画が、この「なまはげ」のお話でした。
読ませてもらった脚本がとにかく面白かった。登場人物たちの台詞がとてもリアルだったし、何より監督の切実さが伝わってきて、きっと佐藤さんはこれを撮らないと先へ進めないだろうと思い、背中を押すことに決めました。
理由はよく分かりませんが、なんだかいつも余裕のあるふりをしているので、撮影現場で目の色を変えて必死になっている佐藤さんを早く見てみたいです。
次世代の才能ある監督の登場を心待ちにしています。

作品概要

映画「泣く子はいねぇが(仮)」

監督・脚本・編集佐藤快磨
製作幹事バンダイナムコアーツ
制作プロダクションAOI Pro.
企画協力分福
当社スタッフ
プロデューサー 伴瀬萌
アシスタントプロデューサー池添康子


本件に関するお問い合わせ先

AOI TYO Holdings 広報チーム
03-3779-8006