「END ALS RUN」のプロモーション映像を制作

2016.07.12 お知らせ

当社は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)※の治療法確立と患者の生活向上に向けた政策提言を行う(社)END ALSが主催するデジタルランイベント「END ALS RUN」のプロモーション映像を制作しました。当社は、(社)END ALSの活動に、2013年より映像制作を通じて協力しています。

(社)END ALSは、自らもALS患者であり、(株)マッキャンエリクソンのプランニングディレクターの藤田正裕(ふじた・まさひろ)氏によって2012年に設立され、迅速な治療法の確立と、ALS患者の生活向上を目的に活動を行っています。

「END ALS RUN」は、全身が動かなくなるALSの症状の対極である「走る」という行為を通じて、ALSの根絶を目指すデジタルランイベントです。参加者が「END ALS RUN」ホームページから、ランニング用のアプリケーションを利用して走ると、走行距離に応じて10円/kmの寄付金(最大100万円)が(社)END ALSに支払われます。寄付金は、今後(社)END ALSの活動資金として活用されます。

6月21日の世界ALSデーに先駆けて開催された「END ALS RUN」では、6月19日に東京都渋谷区で約100名のランナーが参加したイベントを皮切りに、7月31日までの期間に、参加登録した世界中のランナーが走った距離をオンラインで集計して目標走行距離10万kmの達成に挑戦しています。

今回作成したプロモーション映像「END ALS RUN|あなたの走りがEND ALSヘの一歩になる」では、藤田氏が「END ALS RUN」への想いを語ることで、イベントへの参加を呼びかけるとともに、ALSの認知・理解を高めることを目指します。

筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは

筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)は身体の感覚や知能、視力や聴力、内臓機能は健全のまま、手足、喉、舌などの身体中の筋肉や呼吸に必要な筋肉が徐々に衰えていく難病です。発症原因は不明で、病状の進行が極めて速く、発症からのおおよその余命は2年から5年。誰にでも起こりうる病気で治療法は未だ見つかっていません。
大半の場合、病状の進行により最終的には目しか動かなくなり、それが最後のコミュニケーション手段となります。中には目も動かなくなり、身体中のすべての筋肉が動かなくなることもあり、その状態は Totally Locked in State(TLS)・・・「完全な閉じ込め状態」といわれています。

当社スタッフ

プロデューサー 村田淳一、白澤泰介
プロダクションマネージャー 橋本真奈、寺元友美

END ALS RUN

期間 2016年6月19日(日)〜7月31日(日)
目標 100,000km
参加方法 「END ALS RUN」ホームページから登録・ログインし、ランニングを行います。
寄付 参加者の走行距離に応じて、10円/kmの寄付金(最大100万円)が(社)END ALSに支払われます。

本件に関するお問い合わせ先

AOI Pro. コーポレートコミュニケーション部
03-3779-8006