「第11回 湘南国際村めぐりの森 植樹・育樹祭」に協賛

2016.06.01 お知らせ

当社は、「協働参加型めぐりの森づくり推進会議」が主催する「第11回 湘南国際村めぐりの森 植樹・育樹祭」に協賛をいたしました。

神奈川県横須賀市にある“湘南国際村めぐりの森”では、市民、企業、行政、福祉が主体となり「協働参加型めぐりの森づくり推進会議」を構成し、緑の再生・保全・活用につながる様々な取組みを協働して進めています。同会議を構成する「混植・密植方式植樹推進グループ」は、地域に古くから生植する樹種の苗木を選定し、不規則に混植・密植させることで(混植・密植方式植樹)、樹種を力強く成長させ、バランスのとれた豊かな森を短期間で形成させる森づくり事業に取り組んでいます。また、苗木づくりを障がい者の就労の場として提供することも目的の一つとしています。世界各地で苗木を植樹してきた宮脇昭氏が考案したこの独特の植樹方法を用い、めぐりの森では過去14回の植樹イベントを実施し、累計6,200人以上ものボランティア参加者により41,800本もの苗木の植樹が行われてきました。
当社が本イベントに協賛をするのは2015年に続き今回で2度目となります。軍手やテントなどの資材を提供したほか、参加型のCSR活動として社員とその家族もボランティアで参加し、22種の苗木2,000本の植樹や成長中の苗木の育樹を、約600名の参加者とともに体験しました。

イベント概要

第11回 湘南国際村めぐりの森 植樹・育樹祭(第12回レナフォ連携の森植樹祭)
開催日時 2016年5月8日
開催場所 神奈川県横須賀市 湘南国際村めぐりの森
主催 協働参加型めぐりの森づくり推進会議
共催 特定非営利法人国際ふるさとの森づくり協会(ReNaFo)、ほか
運営 混植・密植方式植樹推進グループ
協賛 株式会社AOI Pro.、ほか

混植・密植方式植樹推進グループの森づくりの特徴

その土地本来の樹種(潜在自然植生)の苗木を選定・育成し、自然の森のシステムにそって不規則に混植(※1)・密植(※2)させる植樹方法。植樹後の3年間は除草などの育樹を行うが、その後は人の手を借りずに成長、15〜20年の短期間でバランスのとれた豊かな森を形成させる。

  • ※1.混植: シイ・タブ・カシ類等の20種以上の常緑広葉樹の樹種を混ぜて植えること。混植することで病虫や風水害に強い苗木が育つ。
  • ※2.密植: 1平方メートルあたり3本の間隔で密に植えること。常緑広葉樹林の成長量は夏緑広葉樹林や針葉樹林よりも大きく、1ヘクタールあたり年間27トンの二酸化炭素を固定化する。また常緑広葉樹の根は深根性・直根性なので、地中にしっかりと根をはり、山崩れを防止するなどの防災機能も高い。

宮脇昭氏プロフィール

「宮脇方式」と呼ばれる混植・密植方式植樹を考案、世界各国1,700箇所以上、累計4,000万本以上の植樹指導を行う。
(財)地球環境戦略機関 国際生態学センター長、横浜国立大学名誉教授
環境国際賞、ブループラネット賞受賞


本件に関するお問い合わせ先

AOI Pro. コーポレートコミュニケーション部
03-3779-8006